Double TapはBARで生まれた

2003年、創業以来のロード用コンポーネントの開発をスタート。
すでにSRAMはMTBの分野でディレイラー・クランク・その他のパーツの開発・生産が進められていたので、シフト一体型ブレーキレバーの開発が中心となった。
シマノ/カンパニョーロはシフト一体型ブレーキレバーに関する確立した特許をそれぞれ持っていたので、SRAMが製品を造り出すためには革新的なシステムが必要。開発陣はカンパニョーロに似たタイプの機構をもつプロトタイプを制作。(開発陣はSRAMpyと命名)

SRAMpyは実用的に問題はなく、ロードグループのデザインコンセプトとして会社に認められたが、革新的なことは何も無かった。達成感の無いなか打ち上げを行ったオフィス近くのBarで開発陣の1人Brian Jordanが片側にレバーが1本しかないシフターの基本構造を思いつく。翌朝すぐに図面に起こされ数週間後には全く新しい機構をもつプロトタイプが完成。
1本のレバーでシフトアップ、シフトダウンを両方こなすことからDouble Tapと名付けられる。テスト期間を経て2005年ユーロバイクショーでロード用コンポーネント「FORCE」と「RIVAL」を発表。大きな驚きと称賛を以てロードレース界に返り咲いた。