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◆NorthWave Report
すでに世界50カ国で愛用されているノースウェーブのサイクリングシューズ。幅の広い日本人にフィットするラストを採用したことで、近年は国内でも人気急上昇中です。
快適さに寄与するしっかりとハイトのあるトゥーカップや、ホールド感抜群のヒールカップ、力強いペダリングを可能にするアッパーなど、サイクルシューズに求められる全ての要素を満たすように設計されています。
このこだわりのシューズがどのように作られているのか?その真髄に迫るべく、今中大介が北イタリアに存在するノースウェーブ本社を訪ねました。
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ベネチィアに程近いイタリア北部の街モンテベルーナに、ノースウェーブはあります。第2次世界大戦の際に、イタリア中の靴職人がこの地に集められたために、シューズメーカーが多いのだそうです。
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◆極上シューズと呼ばれるノースウェーブは、いかにして作られているか
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エントランスに入ると、サポートライダー達が獲得した立派なトロフィーが並んでいて、いかにもイタリアのメーカーっぽい雰囲気。
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エントランスには、歴史を物語るように、スーパースプリンターのマリオ・チポッリーニを支えたシューズがディスプレイされています。
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先ずは製造工程から。これはベルクロなどが縫い付けられたアッパーを、フィット感のいい形状に成形する装置。切断前のアッパーのソデ部分を金属のつまみで掴んで、テンションを掛けながら加熱加工。
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つま先やヒールもここでしっかり成形。トゥーカップのハイトが高くて快適で、ヒールのホールドが確実なのがノースウェーブの特徴ですが、この加工にはじっくり時間を掛けます。
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シューズが得体の知れない装置に飲み込まれているかのように見えません?これは内側の木底にアッパーを貼りつける機械なんですよ。上から伸びた手長エビの手のようなつまみが、繊細な作業をこなします。その動きをご覧になりたい方には動画も用意する予定。
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続いてベンチレーションの役割もになうトゥーカップを付けます。
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カーボンソールを貼りつける職人。
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ソールを圧着するプレスマシンに掛けられたシューズ。カーボンソールに損傷を与えずに、まんべんなく加圧できるように、受けにはあえて革を使っているんですね。こうしてフィット感抜群のノースウェーブシューズが完成します。
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次に紹介するのは、試作ルーム。訪れた日はソールのプロトタイプを作っていました。
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◆ゴールドハンドと呼ばれるラスト(足型)職人
〈トッププロのオーダーメイドのラストや、日本人にちょうどいい幅広甲高のラストはここで作られる〉 |
リューターや専用工具を使って、僅かずつ削りながら形状をチェックする職人。
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「ちょっと見せてもらっていい?」と言うと、照れながら試作のソールをかざしてくれた、その彼こそがサイクルスポーツに”ゴールドハンド”の異名を持つと紹介されたサンテ・ポローニ。
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これはラスト(足型)を作る際に使われる木の中子とメス型。この隙間に樹脂を流し込んでラストを完成させます。ノースウェーブは日本人にフィットするラストを採用していて、日本国内に輸入されているシューズの中では、最も横幅や甲に余裕があります。
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興味しんしんで覗き込んでいると、「見てみたい?」と言って、樹脂を用意して型に流し込む作業を見せてくれました。選手達の特注にも、この方法で対応するそうです。
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選手達のラストが並べられたパレット。手前にはチポッリーニのものも。どれも側面やつま先を繰り返し修正していますね。選手達はパワーロスを嫌って締め上げる傾向があるので、痛みが出易い部分に関しては、細心の注意をはらって設計します。このこだわりが市販品にも活かされています。
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棚に目をやると、ボーネンのラストもありました。奥にはウルリッヒのラストも並んでいます。
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中には52という特大サイズのラストも・・・。この足のサイズの人は、バイクも相当にでっかいんでしょうね。
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彼はハイセンスなシューズを生み出すチーフデザイナー。
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◆最新素材を自在に使い分ける試作室
〈耐久試験で厳選された素材を使い、デザイナーの感性をしっかりと表現〉
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新たなシューズの企画が立ち上がると、そのコンセプトに合ったインスピレーションを加えて、シューズデザインを練り上げていきます。
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これは設計されたアッパーのパーツを、生地からレーザーで切り出す装置。ここで作られたパーツが試作室に運ばれます。
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こちらはアッパーの縫い合わせを担当している女性の試作スタッフ。
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僅かなズレでも履き心地が違ってくるので、アッパーの縫い合わせには細心の注意を注いでいました。
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デザイナーのイメージを再現できるようにと、多種多様な糸や、生地が置かれています。これも試作ルームならでは。
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高品質を保障するためになくてはならないテスト部門も紹介しましょう。これは繰り返し疲労試験機。曲げに対する耐久性をテストします。
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こちらは引っ張り強度試験。使用する素材のストレッチ性能や、破壊に至る強度もしっかり調べます。
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磨り潰すように回り続ける磨耗試験機も。これで素材の耐久性を調べます。
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ノースウェーブの社内を案内してくれたエリーザ。彼女はポルトガル生まれのスイス育ちで、何ヶ国語も喋れる、羨ましい存在。
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会社の片隅にスプリングが付いたシューズを発見!「これは何?」と聞くと、「社員がふざけて持ってきたんだよ。別に製品にするつもりじゃないよ」とオドケるプロダクトマネージャー。陽気です。
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ユーロバイクの報告でも紹介したNWの遊び心満点のカード。トップライダー達が映画の主役になりきっています。
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これは様々なベンチレーションシステムを採用した最上級モデルの”エアライトS.B.S.”。5レイヤーカーボンソールと、足に馴染み易いウッドソールを合わせた構造が特徴です。S.B.S.システムは、「締めすぎたかな〜」という時に、走りながら”カチッ”と1ノッチだけ緩めることができるので、もの凄く便利。
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◆ノースウェーブの魅力がつまったサイクリングシューズ
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新たなカラーを追加した”エアライト3”は、最上級モデルと同様のベンチレーション機能を持ち、3レイヤーカーボンソールを採用したレーサーシューズ。
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新登場の”タイフーンS.B.S”は、上級モデル同様のS.B.S.システムと、優れたベンチレーションを採用した、ハイコストパフォーマンスモデルです。
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”ヴァーティゴBS.B.S.”は、中級グレードながらスタイリッシュで、トゥーカップやヒールも上級モデル同様にしっかり作られているのが特徴。
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これも新登場の”ジェット”。廉価モデルですが、上級モデルと同じく日本人にフィットする足型を使い、快適さを実感できる作りになっています。
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この”フリーアクション プロ”は、SPD対応のマルチパーパスシューズ。水に濡れても乾きが早いのが最大の特徴で、甲やヒールのサポートもしっかりしています。
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ぶつかり易いトゥーを覆った、”シャークSPDサンダル”もリリース。
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最上級MTBシューズの”エアライトS.B.S.MTB”です。悪路をしっかり捉えるラバーソール&スパイクを備えています。
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エアライトS.B.S.に準じるレースグレードのMTBシューズが”ラプターS.B.S.”。こんなカラーもラインナップしています。
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中級グレードの”リザードS.B.S.”。レースからサイクリングまで幅広く対応するMTBシューズです。
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話題を呼んでいるインソールの”フットベッド”。Aの標準タイプ、Bのハイアーチタイプ、Cのフラットタイプを選択でき、価格は4,410円。アームストロングやベッティーニ、ペタッキといったトップライダーはもちろん、サッカー、テニス、スキーのトップ選手が通ったチェント・デル・ピエディが開発。足裏の全体でパワーを伝える設計なので、一度使うと手放せなくなります。
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フッドベットの主要取扱店では、写真のようなスポンジ台が置かれていて、ユーザーが3タイプのどれを選択すべきかを、簡単に調べることができます。
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開発を強力にバックアップしたチェント・デル・ピエディのショーウインドーには、中田英寿さんや元F1ドライバーのM・シューマッハの足型も・・・。今中もプロ現役当時に通っていましたが、その頃に約4万円ほどかけて作ったオーダーメイドのインソールと遜色ないレベルで、フッドベッドはできているようです。
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イタリアらしいフレンドリーな社員が集うノースウェーブ。常にユーザーの立場に立って、極上のシューズを届けることができるように心掛けているそうです。ノースウェーブをまだ履いたことがないという人は、ぜひ一度、店頭で試してみてください。
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