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アパレル&周辺グッズ編を追加しました。


ユーロバイク2013 ~今中大介~

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 世界最大のサイクルショー「ユーロバイク」が、今年もボーデン湖にほど近いフリードリヒスハーフェンで開催されました。僕たちはスイスのジュネーブ空港から車で向かうのが恒例。ブドウ畑やリンゴ畑が広がる湖畔は実にのどかで、景色を味わいながら会場入りしました。
 かつてはミラノショーが世界最大でしたが、現在では巨大なスペースを持つユーロバイクがその役目を担っています。また、今日では各メーカーが早めに新製品情報をリリースするので、ショー会場はメーカーとの確認の場になりつつあります。それでも、ワクワクするのは、世界の商品が一堂に会するから。きらびやかな光景にはいつも心が踊らされます。

 日本国内でも、早めに販売店向けの展示会を行っているので、Web上で商品を見ることもあるでしょうが、ここではその商品の魅力を含め、今中がコメントを添えて綴っていきたいと思います。
 先ずはロードバイクと周辺パーツです。アパレルとその他の小物は後日追加します。


ユーロバイク ロードバイク&パーツ編
 
ロードバイクに求められる基本性能とは

 ロードバイクの魅力は「より速く」、「より遠くに」、「より軽快に」走ることができるところにあります。そういう意味では、ロードレースの歴史と共に進化を続けていて、軽くてパワーロスが少なく、レスポンスが良い、さらには意のままに操作できるハンドリングを持っていることが必要不可欠。それらを満たした上で快適だったらなおさら良いということになります。
 ここ数年は世界的にもロードバイクに乗る一般の人々が増え、コンフォート性能に大きく舵を切ったモデルも出てくるようになりました。ただ、ロードバイクらしさというと、前述の3つの大きな要素を満たすことが、いつの時代も普遍的に求められることになるでしょう。また、デザイン性も重要な要素。機能性が表れる設計デザインであれば、広く愛される対象になります。いずれにしても基本がしっかりしているメーカーは堂々として見えます。
 
カーボンバイクの進化は止まっていない
 
 ユーロバイクでもロードバイクの中心はカーボンバイクですが、ここ数年の流れの中で、少数派ながらファッション性や個性の演出といったところでクロモリフレームやチタンフレームをラインナップに加えるメーカーが出てきました。10年くらい進化が著しかったカーボンバイクは、「これ以上、性能の伸びしろは無いんじゃないか」と思われがちですが、発想の転換や部分的な改良の積み重ねで、更なる進化を続けています。たとえ同じ弾性率の素材を使っても、形状設計や積層方法によっても性格が変わるため、意外な変化が出てくることになります。
 
ディスクブレーキ仕様は有り?
 
 昨年一部でリリースされたディスクブレーキ仕様のロードバイクは、直後には懐疑的な存在でしたが、シマノがコンポーネントを販売することが決まって、かなりのメーカーがラインナップするようになりました。重量増が少なく、気候変化に関係なく軽いタッチでブレーキングできればいいですよね。まだ既存のブレーキ以上のタッチの物がないので、シマノのブレーキをクォータの新型に装着して乗ってみたいものです。もしかしたらゾッコンという事になるかもしれません。
 想定以上の制動力があるなら、一般ライダー向けには太めのタイヤを履いてもらうなどの対応が必要になるかもしれませんね。昨年まで標準だった21Cに比べ、今主流の23Cタイヤは路面インフォメーションがやや減って、レスポンスも程々になっています。それがディスク仕様に合わせて25C・・・ということになると、タイヤ剛性まで落ちてしまうのでリム幅が広いホイルをチョイスして、タイヤのケーシングがたわみにくくするなど、ちょっとした工夫が必要になるかもしれません。

 
 

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カーボンフレーム専門で誕生したクォータも、すでに10年以上ハイスペックな商品を生み出し続けています。
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新たな「クォータKOM」はKOM Airをオールラウンドに仕立てたライディングフィールを持っています。
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継続モデルの「クォータ・クノ」はロングライド志向の設計ですがレース性能もなかなかのもの、新型KOMに似た万能性能を持っています。
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ロングライド向けに設計された「クォータ・キラル」は、意外なことにレスポンスもかなりいい。体に優しいのに踏み込むと瞬時に反応してくれる。初めて乗ると新鮮な驚きがあります。キラルにディスクブレーキ台座を付けた「クォータ・キドラ」も登場。
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設計者に「レースにも使えるね」と言うと思わず頬が緩みました。特徴的な凹断面のダウンチューブが快適でレーシーな乗り味を実現しています。
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「クォータ・カルマ」はすでに上級モデル並みの性能を持っていて、ロゴが大きくなる以外の変更はありません。これはミドルグレードの「クォータ・クラーロ」も同じです。
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エントリーカーボンバイクの「クォータ・コルサ」にはホワイトが加わりました。
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T.T.バイクにトップモデルの「クォータ・KT5」が追加されます。
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KT5は専用のハンドル&ステム、シートピラー、ブレーキが付属しています。
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KT5のフロント部分。
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KT5のバックビューです。
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T.T.バイクの「クォータ・カリバー」にもKT5に近いバージョンが追加に。従来のタイプも継続です。
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新型カリバーのフロント部分。
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現行の「クォータ・カリバー」も十分な存在感があります。
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廉価モデルの「クォータ・ケーファクター」にもブラックカラーが登場。ロードバイクっぽい剛性感があって乗りやすいモデル。
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T.T.バイクらしいケーファクターのリア部分。
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デダは元々チューブメーカーで、インテュラインやパンターニが活躍していたころからフレーム素材で彼らの走りを支えていました。僕がインターマックスを興した頃にパーツ部門に進出。ソニックステムなど、度肝を抜くようなパーツで一気にトップブランドに名乗りをあげました。
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弓なりのダウンチューブが鋭いレスポンスを生み出す「デダチャイストラーダ・スーパースクーロ EVO」。
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スーパースクーロ EVOは、最上級モデル用のフロントフォークがセットになります。
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レース志向のエントリーカーボンモデル「デダチャイストラーダ・ネリッシモ」にイエローが追加になります。
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ネリッシモより更にフレンドリーなレンジに「デダチャイストラーダ・グラデュエーター」が登場。
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新たなT.T.モデル「デダチャイストラーダ・フラッシュT.T.」が登場予定。
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フラッシュT.T.フロントビュー。
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ゼロ100ステムはキャップを強化しました。
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デダの「スーパーレジェーラカーボンハンドル」は軽量化の人気のアイテム。写真のステムはゼロ100。
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ハンドルやステムのたわみも、フレーム同様に走りのフィーリングを左右します。パワーロスを抑えたいライダーには35mm径のトレンタチンクエという選択もあります。
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ロードバイクでエアロポジションを取るのに有効な「カーボンブラスト」と「メタルブラスト」。これを付けるだけでも結構効果があります。トリッキーなコースやアップダウンの多いコースなら凝った作りのエアロハンドルよりもトータルでタイム短縮になることがあるくらいです。
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デダのDi2バッテリー収納アダプター。けっこう便利そう(デダ専用とのことです)。
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デダからはヘッドチューブと面一になるヘッドパーツの提案もありました。
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イタリアにいたので当たり前かもしれませんが、メーカーの皆さんの中にはフランクな話ができる人が結構います。彼はデダチャイの社長。
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ライトウェイトのホイルは、軽さやレスポンスの良さ、コーナーリングのシャープさなど、レーシングホイルに求められる全ての要素を徹底的に追及しているのが特徴。
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ライトウェイトがカーボンフレーム「ウルゲシュタルト」をリリースしました。滑らかな曲線やエッジの効いたラインをバランスさせた造形。ヘッドマークはクロームに光っています。
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「ウルゲシュタルト」はヒルクライムやグランフォンドに向いているとのこと。早く試してみたいものです。
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重量は、フロントフォーク、ヘッドパーツ、やぐらなしの状態のシートポストを含めて、Mサイズで1,340gだそうです。
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ウルゲシュタルトのフロント部分。
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シートポストはこのボルトで固定します。
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軽量なカーボンハンドルも登場。日本人の標準的なサイズ42(外‐外)で168gとのこと。きゃしゃに見える割に剛性も確保。基本的にスプリントには向いていませんがそれ以外ではオールラウンドに使えそうです。
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樹脂で固められていない状態でもカーボン繊維は引っ張りに強い!しかし、曲げが加わるとパラパラといとも容易く繊維が折れてしまいます。その性質を理解して最適な使い方をすることが大事。

ユーロバイク パーツ編
 

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ブランドが立ち上がって数年で世界で有数のサドルメーカーになったプロロゴ。

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プロから一般のサイクリストまで、随分プロロゴが使われるようになりました。
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壁面には、カンチェラーラやコンタドール、シュレック兄弟など様々な選手のサドルが展示されています。震災の際には彼らのサイン入りサドルをチャリティーオークションに出してくれました。FSAやNWも協力してくれたのを思い出します。
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昔からバックスキンやスリップ止めの刺繍など、お尻を落ち着かせる為の工夫がありました。このCPCシステムを一度使うと、普通のサドルに戻れないくらい。好みは分かれるでしょうが、パワーを安定して生み出すのに役立つのは確かです。従来のカーボンレールのNack以外に、チタンレールの"TiroX"が全モデルにラインナップされるので、お求め安くなります。
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F1や戦闘機のパイロットのグローブに使われるCPC素材は、細かいゴムチューブの突起を持っていて抜群のフィット感をもたらしてくれます。ハイスピード走行時に有効で、サクソ・ティンコフチームは6割以上がロードバイクにCPCサドルを使っているそうです。T.T.では100%の使用率。お尻が前にずれて何度も座り直していたコンタドールも愛用者の一人です。


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T.T.やトライアスロン系のサドルには、前方にCPCを配置。CPCの弱点をあえて書くなら、一度座ると微妙な調整ができないこと。チョコンと腰を上げて座り直すしかありません。逆を言えばそれくらいの保持力が有ります。
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これはCPCグローブ。

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指付タイプのCPCも展示がありました。
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新製品の一つ「ナゴEVOパス」。なかなか精悍なデザインです。
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ナゴEVOパスをバックから見るとこんな感じ。
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FSAブースはいつも凝った作りで、メーカーの勢いを感じます。
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2013年のジロ・デ・イタリアで総合優勝したアスタナのニバリもFSAを使用しています。FSAはバッソとも仲がいいことで有名ですが、こうしてパーツメーカーが選手を支える構図はイタリアならではのものかもしれません。選手の所属が変わるとメーカーも一緒に付いて行きます。
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ツール・ド・フランスではFSAを使うサガンがマイヨヴェール、クインターナがマイヨアポアを獲得したので、ニバリと一緒に大きなバナーに使われていました。
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2014年はハイエンドカーボンパーツのデザインが一新します。これは一体ハンドルの「FSA プラズマ」。
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最上級モデルの「FSA K-Force」シリーズも新しいデザインに。
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剛性が高くプロ選手の使用率が高い「FSA SL-Kステム」は、キャップにカーボンを使用したモデルが登場します。
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4アームの「FSA K-Forceカーボンクランク」が登場。
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FSA内のVisionブランドでは、エアロダイナミクスに関わる商品をリリースしています。カーボンホイルもその重要な構成アイテムで、2013年はキャノンデールチームが使用。上のバナーはウィリーしながらゴールするサガン(ヘント・ウェヴェレヘム)。このシーンは話題になりましたね。
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「Vision メトロン81」は前後ペアの重量が1,460g。セラミックベアリング仕様です。日本でも22万円台で発売を開始します。メトロン55の方が万能に使えますが、スプリンターなどスピード系の選手が普段から使っていたりします。トライアスロンにも有効。クリンチャーも有り。
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キャノンデールチームが主に使っている「Vision メトロン55」は前後ペアの重量が1,260g。セラミックベアリング仕様です。こちらも22万円台です。ほぼどのようなシチュエーションでもエアロ効果を発揮してライダーを支援します。クリンチャーも有り。
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これは「Vision メトロン40」の断面。ペア重量は1,160g。セラミックベアリング仕様です。価格は21万円台です。横風が苦手な人にはこちらの選択もあり。こちらもクリンチャー有り。
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Visionは様々なレンジをカバーする商品をラインナップしています。この最も廉価モデルの「Vision チーム25」は、前後ペアで28,500円です。重量は1,820gとかさみますが、普段乗り用としてガンガン使えます。その他のレンジのホイールも、インターマックスの提携店にお渡しした資料でチェックできます。
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Visionというと元々はこういったエアロハンドルのイメージのメーカーでした。
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元世界チャンピオンのフォンドリエストは、仲がいい友達の一人。ジロの大落車で顎を縫った時も真っ先に心配してくれました。かつては2人で逃げたレースもありました。最後はつかまって15位でしたが。
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軽量で品質の良い商品が多いリッチー。ヨーロッパでは周辺パーツ部門でトップクラスの売り上げだそうです。最近はヘッドチューブが長いフレームが多いため、より深いポジションがとれる73°ステムの取り扱いが日本でも増えています。
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「リッチー WCSカーボンC260ステム」は105g。
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ツール・ド・フランスで総合3位に入ったロドリゲスもWCSシリーズを使用。
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ローラー台やボトル関連商品の大手メーカー、Tacxのブース。3本ローラーの「ギャラクシア」にチャレンジする人がけっこういました。僕がロードバイクに乗り始めた30年前は3本ローラーしかなく、その上で毎分200回転のトレーニングをしていました。そこから一気に固定ローラの時代になりましたが、ここ数年で再び3本ローラーも注目され始めました。
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国内で人気の「タックス ブースター」をもとにして、PCを接続できるモデルも開発されています。大変な労力が必要になりますが、日本対応にして国内でも販売予定です。
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ビーチサイドにいながら様々なシチュエーションを想定してトレーニングできるということですね。
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担当者によると、ツール・ド・フランスのコースやメジャーなプロツアーのコースを走るという分かり易い内容から、果ては仮想ライバルが登場してのトラック競技場もあるそうです。スプリントやポイントレース、6日間レースができたりと、シミュレーションゲームのようにトレーニングをするのも面白いかもしれません。
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ドイツのケミカルメーカー「ホルメンコール」も展示がありました。得意の"ナノテクノロジー"で、潤滑、コーティング、クリーニング、撥水と、それぞれが高い評価を得ています。元々はスキーのワックスメーカーですが、競技の世界で戦ってきたメーカーは強いですね。国内ではインターマックスが出店するイベントで実演を行っています。
ユーロバイク アパレル&周辺グッズ編

 ロードバイク&パーツ編に続いてアパレル&周辺グッズ編です。シマノのバイクフィッティングシステムも試してきましたので、一緒に報告します。
 

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スタイリッシュに着ることができるイタリアブランドのカステリ。トッププロから高い支持を得ている高機能ウェアもラインナップしています。


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赤いサソリのマークのカステリは、僕自身も昔から憧れを持っていて、学生の頃にアルバイト代をはたいて買っていました。
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硬度が異なるスポンジを段差さがなくシームレスにパッドを重ねるのはカステリが得意とするところ。ベーシックなKISS 3パッドもかかなり良好なフィット感が得られます。プロも使うプロジェットX2パッドは、柔らかさを繊細にコントロールしていて肌にも優しいのが特徴。

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ワンピース構造のウェアは、締め付けから解放されることと、空力に優れるのが特徴。数年前からカステリが商品化しています。レース志向の方にはおすすめ。圧迫感が少ない分、ヒルクライムにも使えます。サイクルモードを含め、インターマックスが出店するイベントで展示します。
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天候に左右されずにパフォーマンスを維持しやすいという点で、ガーミン・シャープの選手達もカステリをかなり気に入っているようです。
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世界選手権などイタリア代表として戦うレースで着用されるウェア。
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他のプロチームがロゴを消してでも使いたがった「ガッバジャージ」。詳しくはシクロワイアードの記事をどうぞwww.cyclowired.jp
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ミーティングテーブルも洒落ています。カステリを着て活躍した選手たちが時代を追って並んでいます。
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1986年にジロ・デ・イタリアで総合優勝したヴィセンティーニ。フェラーリで会場入りしていたのを、サイクルスポーツで読んで「さすが伊達男は違うなあ」と思ったものです。僕がベルガモのグランフォンドで一緒になった際も、真っ青な上下でカッコ良く決めていました。
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イリーのエスプレッソマシンが心地よい時間をもたらしてくれます。上に乗っかっているのはイリーがカステリのロゴを入れて作ったデミタスカップ。エスプレッソは一気に飲むものなので、どんなカップでも一緒だと思われがちですが、厚みがあることが大事。「一瞬の味わいのためにこだわる」。両社が意気投合した理由が分かるような気がします。
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レーサーシューズでトレンドを切り開くイタリアブランドの「ノースウェーブ」。同社のウェア部門は手が届きやすいレンジが得意。
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ノースウェーブはドロミーティとヴェネツィアの中間地点に存在します。かつて軍用に靴職人が集められた地域なので、靴作りへの情熱は相当なもの。ポルティにいた頃に、チームメイトに連れられてインソールを作りにNWの近くに来たことがあります。様々な競技のトッププロが世界からやって来る、そんな特別な場所でもあります。写真はMTB&シクロ専用シューズ。
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最新のトップレンジモデル「エクストリームテック・プラス」は、ノースウェーブが自社開発したワイヤーのロックシステム"S.L.W.2"を採用していて、これまで以上に簡単で確実な装着を実現しています。価格を抑えるように努力しましたが、ちょっと高価です。3本ベルクロの「エクストリーム」は31,800円で発売中です。
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「エクストリームテック・プラス」は、このオレンジとホワイト、ブラックの3カラーをラインナップ。軽量でフィット感が良いアッパー素材"マイクロファイバー"と、60gの軽量カーボンソールを使用して235g。
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ミドルレンジ以上に採用される新型ロックシステムの"S.L.W.2"。大きめのダイヤルで素早い固定ができ、ワンノッチ毎のリリースが出来るので微調整も簡単。しかもシルバーの解除レバーで一気に解放することができる優れもの。上りやスプリントの直前に1,2ノッチ締めて足の遊びを無くし、イーブンペースになったら緩めるという一連の操作が容易に出来ます。破損しても交換が可能なので安心。
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エクストリームシリーズを初めとしてミドルグレードの「トーピード」シリーズまでは、スピードプレイペダルにも対応しています。
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エクストリームと似た素材感の軽量ポリウレタンをアッパーに使った「トーピード」シリーズも展示されていました(分かりにくくてすみません。2段目がそうです)日本での価格は新型S.L.W.2ロックシステムを使った仕様で21,900円です。スピードプレイ対応。
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廉価モデルの「ソニック 3S」もなかなかの出来でした。つま先を圧迫しない形状になるように、かなりこだわった設計です。ヒールカップもフィット感を得やすい形状。このオレンジのほか、人気のホワイトやベーシックなブラックがあります。日本では13,500円で販売します。ラチェット機構を持つ「ソニック SRS」は4色の中から選べます(価格は15,800円)。SPD対応です。
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「これ何?」という感じの写真ですが、これは大人用と子供用を並べたものです。手前は子供専用の設計で、手に取ると確かに小さい!しかしちゃんとしたレーサーシューズとして出来ていました。
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ノースウェーブのウェア展示スペース。代表的なデザインは骨格をイメージした「スケルトン」でしょう(国内での価格は7,500円)。同じようなレンジの遊び心を持ったデザインのモデルを中心に、日本では販売しています。サイズはややゆったり目です。
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最上級モデルの「エクストリーム グラフィック」シリーズ。ジャージ、ビブパンツ共に各13,600円です。
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女性用の「ヴィーナス」は、ジャージが9,900円、ショーツが10,300円です。販売は初回入荷分だけなので、気になる方は早めに問い合わせください。他にホワイト、ブラック、ライラック、フーシアもあります。
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ノースウェーブはサングラスもラインナップ。
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このノースウェーブの新型はけっこう目を引いていました(残念ながら日本国内での販売予定はありません)。
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フランスの「ゼファール」は、ポンプを得意とするメーカー。その他にもボトルケージやミラー、マットガードなど様々な商品をラインナップしています。
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ゼファールの主な商品を見ることができる陳列。
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ロードからMTBまでいろいろなマットガードがあります。日本で重宝される商品をインターマックスでも取り扱っています。
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これはロードに取り付ける「シールドR30マットガード」です。天候が変わりやすい山岳地帯に住むプロ選手が密かに使うことがあります。プロ選手は雨が降っても雪が降っても、可能な限り自転車に乗らないといけないので、悪天候用のマットガード付きロードを用意することがあるのです。かつてポラールのカタログにもそんなプロ選手の姿が掲載されたことがありました。良く見ると、「あれ、マットガード付き?」という感じでした。
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カラフルな「エアプロファイル マイクロ」。5色をラインナップしています。これは最大7barまで対応。テレスコピック機能を備え9barまで対応する「エアプロファイル XL」も使い勝手が良いです。
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手前は気軽に使える3千円台のフロアーポンプ「プロファイル MAX FP30」。エアゲージの一部がレンズになっています。奥の「プロファイル MAX FP70」はエアゲージ自体が大きくて、メモリを見やすくなっています。
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ドミフォンのオートバイのイメージで作られたような自転車。どことなく懐かしい雰囲気が有って面白いですね。個人的には板張りバンクで本物のドミフォン車に乗りたいです。
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ユーロバイクは犬を連れている人も結構います。海外のショーならではの光景。
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シマノのブースで個人的に一番気になったのが「バイクフィッティング」。僕も試してみましたが、性能が良いのに意外にリーズナブル。イーブンペースから本気のアタックまで、色々な状態を想定して理想のペダリングを身に着けることが出来ます。お客さんにも喜ばれますが、店長さんがこっそりトレーニングするのにも良さそう。
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先にこの台で骨格を計測します。まだサドル高のセッティングが曖昧だった頃に「股の余肉の影響がないようにハードケースの本を押し当てて股下を測定し、係数を掛けましょう」と言っていましたが、その方法はほぼ一緒。1mmも違わず数値が出てきました。近年はハンドルが近く、低いポジションが主流なので僕も試していますが、更に近い数値が示されました。アタックやスプリントを考えると、あまり詰まったフォームは取りにくいので、そこが唯一合わせるのが難しいところ。
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僕の次にやって来た方が試している様子です。このバイクフィッティングマシンで数値通りにサドルやハンドルをセット。それにまたがってペダリングを開始します。
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3次元の力のベクトルを、真横と真後ろからの2次元に置き換えて分かり易く表示してくれます。一般的のサイクリストの多くは、下支点まで踏み下す傾向にあるようです。これに乗ればかなり矯正に役立つはず。人によっては2割以上のパワーロスが考えられますから、試してみる価値は大です。何度か試すことが出来れば、引き足の意味も実感できるようになるはずです。

サイクリストの多さに改めて驚きました

 これまではロードバイクを持ち込んで、ボーデン湖畔のライディングを楽しんでいましたが、今年は装備を少なくするために初めてランニングで過ごすことにしました。
 学生のころに「学内駅伝の1区でトップになったら褒美をやろう」と教授に言われて、それを鵜呑みにして苦手だった第二外国語の単位をもらったことがありました。教授もユニークな方でした。そんな訳で今でも走ることはできますが、トレーニング目的のランニングは久々です。

 ドイツに着いて「さあトレーニング」と意気揚々と走り始めて間もなくのこと、何となく違和感を感じめることに・・・。気付けば行きかう人々のほとんどが自転車です。昨年までは「サイクリストが多いな」と思うくらいでしたが、いざ自分がランニングし始めると、自分のように走っている人がほとんどいない。ウィークデーの3日間で、夕方の時間帯に1時間走っていて見掛けたランナーは5人程度。他の方法で運動している人はインラインスケートが1人だけ。他全員が自転車です。ほぼ99%近くがサイクリングを楽しんでいる状態。
 「僕も本当はサイクリストなんだよ~」と心の中で叫びながらランニング。滅多に味合わうことがない経験でした。もちろん地域によって違いがあるでしょうが、自転車多いです。