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|ニュース|

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TeamUKYOがインターマックスに集合してトレーニング開始

今回集まったメンバーは、左から長身のスプリンター大久保 陣、米内 蒼馬、ツール・ド・熊野から加入のウラジミール・ロペス(コロンビア)、クライマーの狩野 智也、インターマックスを着ている土井 雪広、今中、Jプロツアー総合トップのホセ・ビセンテ・トリビオ(スペイン)、逃げを得意とする山下 貴宏、T.T.が得意な阿部 崇之、谷口 正洋、オールラウンダーの島田 義明の11人

 Jプロツアー第7戦の"富士山ヒルクライム"を翌々日に控えた週末、「藤野(TeamUKYOのトレーニング拠点)が天気悪いんでそっち行きます」と土井雪広選手から連絡が入り、急遽インターマックスにチームのメンバーがやって来ました。今回はトレーニングの内容ではなくて、彼らと走るための心構えのお話し。


「ちょっと待ってよ、今から?」と慌てる今中

 所用で4日間自転車に乗っていなかった僕は「ちょっと待ってよ、今からこっちに来るの?」と大慌て。現役の選手達と走る為にはそれなりに準備をしたいところですが、電話が入った時点でもうすでに中央道で山梨県に入っている様子。CCDをボトルに入れて補給食を持って、日焼け止めを塗って・・・と何とか形だけは走れる状態に。

 以前もぶらりと土井選手が来て、僕のトレーニングコースであるホッチ峠で一緒にトレーニングをしましたが、インターバルトレーニングでヘロヘロになったことが有ります。彼の疲れ知らずの切れのいい走りは、ヨーロッパのプロそのもので、まるでドロミテでエース達の仕掛けているのを見送っているような感じ。そんなイメージを持つのは十数年振りでしたが、今回も「どうやってトレーニングに付いて行こうか?」と考えるので精一杯。そうこうしていると鮮やかなTeamUKYOカラーのハイエースとプリウスが到着して、「今中さんやっぱり甲府に来て良かったです。天気いいですね」と、元気いっぱいの土井選手が降りてきました。


Jプロツアーリーダーのホセもやって来ました 土井雪広選手は珍しい姿で登場

 せっかくなので、会社の前で記念写真を撮ってスタート。土井選手がインターマックスのウェアなのはご愛嬌。洗濯が間に合わなかったようで、僕が唯一持っていたSサイズのレーサージャージを着ての整列です。たぶん今後見ることがない珍しい姿です。Jプロツアー初戦の伊吹山ヒルクライムで優勝するなど、日本でも一生懸命走っているホセ・ビセンテ・トリビオが、途中加入のウラジミール・ロペスと共にすっかりチームに馴染んでいるのも良かった。海外で暮らす1年目は生活習慣からして全く違うので、心細いことが多いですが、ベテランを中心に周りの選手たちもフォローしてくれている雰囲気。


今中のお薦めコース

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車のCMのロケにも使われる"八代ふるさと公園"や"フルーツライン"を通過して東京方面に戻るルート

 山梨は甲府盆地を中心として、変化に富んだルートを選べるのが良いところ。北は八ヶ岳、西は南アルプス、東は東京や埼玉への峠越え、南は世界文化遺産に登録されることで話題の富士山と周辺の富士五湖と、海外の人気サイクリングスポットに比べても見劣りしない条件がそろっています。信号がほとんど無いルートを選べるのも幸せなところ。

 今回僕が選んだのは、甲府盆地周辺の高台を巡る爽快なルート。車のCMのロケにも使われる御坂の"八代ふるさと公園"や、ブドウ畑やモモ畑を縫う"フルーツライン"を通過して東京方面に戻るレイアウトです。ここは適度にアップダウンがあるので、駆けあいのトレーニングをするには最適。山梨市側のフルーツパーク脇のコンクリートの激坂まで行けば更にトレーニング効果があります。ホンダで活躍するトップドライバーの金石年弘選手や中山友貴選手(J SPORTSの「自転車のススメ」に出演中)、さらにはインディーカーで2位の輝かしい経歴を持つ武藤英紀選手も一緒にトレーニングしたことがあるお薦めコース。
 TeamUKYOは、ここから国道411号で柳沢峠を上り、山梨県と東京都の県境を通過して奥多摩に抜けていくコースを選択。この日の距離は150km。最高気温は30℃超えの真夏日。


トップチームと走るにはちゃんとした準備が必要

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甲府南IC近くから始まるアップダウンを進むTeamUKYO この先は桃畑が広がっていて爽快そのもの

 ここは勝手知ったるルートのはずですが、荒川(山梨の荒川)のサイクリングコースを南下する間、土井選手と話が弾んで先頭を引き過ぎてしまい、アップダウンのコースに入るや否やチームを見送る事になってしまいました。「俺きついから後ろに下がるよ」と言ったのに、「いや大丈夫ですよ。ちょっとペースを落としてそのまま行きましょう」と交代させてくれなかったのも、結構こたえました。
 
 
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甲府盆地を横切るリニア中央新幹線も建設中

 食べてばかりの4日間を過ごして、いきなり現役のトップを相手に走るなんて、僕も想像していなかったですが、今回はある意味とても貴重な体験をすることができました。自分のリズムを作り日々走っていることが一番大事!当たり前ですがこれほど認識を新たにしたことはありません。
 結局、この日は一人で御坂峠の天下茶屋まで行くことに。絶景は堪能しましたが、「次は週末のレースに出る時くらいの追い込みと回復の調整をして、チームトレーニングに臨みたい」と心から思いました。次回は早めに連絡してもらうことにします。


熱中症ぎみになりつつ、2日後の第7戦"富士山ヒルクライム"で大会レコード

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Jプロツアー第7戦"富士山ヒルクライム"の激坂を大会レコードの40分52秒で駆け上がり優勝したホセ・ビセンテ・トリビオ選手

 真夏日のうだるような暑さで僕も頭が痛くなるくらいでしたが、「もう皆、熱中症なりかけでしたよ」と報告を受ける状態で、相当消耗した様子。中一日で富士山ヒルクライムはきついんじゃないかな?と思っていましたが、何とホセ・ビセンテ・トリビオ選手が大会レコードの40分52秒で駆け上がり優勝。プロ選手は年間100レース~140レース程度走るので、疲れ知らずの体になるものですが、大したものです!

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現在Jプロツアー総合ポイントリーダーのホセ・ビセンテ・トリビオ選手と総合2位の土井雪広選手 写真は栂池高原

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ルビーレッドジャージのホセ・ビセンテ・トリビオ選手を牽引するJプロツアー総合4位の狩野智也選手 写真は栂池高原

 僕がイタリアのポルティと契約して間もなく、当時ワールドカップレースだったリエージュ~バストーニュ~リエージュに出場しましたが、彼らと同じように大会2日前に試走を兼ねて130km程を良いペースで走ったことがありました。
 ジロ・デ・イタリアで完全優勝し、ツール・ド・フランスでも総合2位になったジャンニ・ブーニョ(イタリア)のアシストを命じられてのことでしたが、彼のペースの速いこと!ビックリしながら激坂をこなしたのを思い出しました。一週間前にはフランドルでも優勝していただけに、半端じゃないペース。「プロはくじけない」と自分に言い聞かせての渡欧でしたが、本当にトップカテゴリーのレースに出ていた選手は凄いものです。ホセ・トリビオ選手も、土井選手も恐らく理解できないくらいの過酷さを体験しているはず。別府史之選手も、今年のツール出場が有望視されている新城幸也選手も、そんな環境に見事に適応して実力を付けた選手たちです。
 6/23に大分で開催される全日本選手権も過酷な山岳レース。大いに注目です!
 
TeamUKYO
http://www.teamukyo.com
全日本選手権ロードレース2013
http://nationalchampionships-road.com
中山友貴 公式ブログ ~今日のオフトレ(フルーツライン・激坂)~
http://www.yuhki-nakayama.com
八代ふるさと公園
http://www.yamanashi-kankou.jp
フルーツライン ルートラボ 勝沼側
http://latlonglab.yahoo.co.jp (要Microsoft Silverlight)